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【コラム】訪問看護もつらいんです。でも・・・頑張れるのは、

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 看護師と言えば、昔から“白衣の天使”と言われて献身的に働き、患者さんを看護するイメージです。給料もそこそこもらえて、転職も簡単と思われていることも多いのではないでしょうか?本当にそうなのか?少し前3Kだと言われていました。「きつい、汚い、危険」今は9Kと言われています。病棟とは違い訪問看護には、夜勤はありません。やっぱり訪問看護にも9Kはあります。

その9Kとは何でしょう。

きつい:看護師は命に近い仕事です。病気療養中の患者さんの命を守らなければなりません。訪問看護で、在宅生活を送れるようになった退院後の患者さんですが、ターミナルの患者さんも高齢の患者さんなら入院中の患者さんと同様急な病状変化もあります。責任は重く、夜中の呼び出しもあります。

汚い:汚いという表現に抵抗はあると思います。世間で言われているのは、排泄物だと考えられます。老廃物のケアは、とても重要、看護師としては日常のケアです。

危険:血液は様々な感染のリスクがあります。インフルエンザなどの流行的な感染など様々な危険と直面しています。感染するかもしれないから と患者さんから離れません。

もちろん看護師は、自分の身を守るために知識と対策は十分にとっています。

過酷:命の重さ、夜勤、対人関係などストレスがかかります。もう何年も看護師不足が続き、今は看護師として働いていない潜在看護師がいるのはこんなことが原因かもしれません。

給料安い:世間では、給料が良いと思われている職業ですが実際は、夜勤がないとOLさんと変わりません。訪問看護は、日勤だけなのです。仕事の内容を考えると安いと思う看護師が多いようです。

休暇が取れない :日本の社会では、長期有給休暇が取りにくいなどありますが、看護師の社会でも同じです。誰かが長期休めば、人材が十分でなければ負担が同僚にかかりそれを思うと休めなくなってしまいます。

帰れない:病棟では、勤務時間中はナースコールの対応、患者さんの話の傾聴、手術や検査の準備など動き回ります。看護記録は時間中に書くことができません。訪問看護でも移動中は運転に集中し、患者さん宅で記録に集中する訳には行きません。どうしても、勤務時間内に終わることができないことも多くあります。今日は、定時で勤務を就労するというときは、「今日は、定時で帰ります!」と自分にも周囲にも宣言しておくこともある程です。

婚期が遅れる:看護師は、仕事の時間が夜勤もあり毎日同じではありません。訪問看護になると日勤勤務にばかりになりますが、夜間、夜中、休日に呼び出しがあったりするので、病棟なら今日は勤務ではないからと割り切れるところをいつ呼び出されるか解らないと精神的負担にもなります。デートも患者さんの状態が悪いと遠くへは行けないと思ってしまいます。

仕事を頑張っていたら、もう世間の婚期と言われる年齢を超えていたということもあります。

化粧がのらない:休みの日でも患者さんのことを気が付いたら考えてしまうときがあります。気になる患者さんのことを考えると眠れなくなったりします。明日は、仕事だと考えるほどに眠れなくなってぐるぐる頭の中を巡ります。夜中、眼を覚まし訪問先にいる感覚になり、あっ!夢だったんだと解ったりします。

こんな状況では、眼不足になり眼の下に隈ができ化粧の乗りが悪くなります。

 看護師は、9Kと世間のイメージとは少し違う職業です。しかし、大変な仕事であるからやりがいもあります。対人援助だからこそ、患者さんや家族とのやりとりの中で成長できます。患者さん、家族のとびっきりの笑顔が見られます。機械相手ではなく、人間相手だからこそ会えるものがあるのです。

質問 Sep 4, 2016 公開 提案 事務局 (5,140 ポイント)

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