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【特集】訪問看護師になる!転職活動完全マニュアル<中編>

+3 評価

良い訪問看護ステーション求人を選ぶポイント

チェックポイント

【ステーションに関して】
 ☑ ステーションの雰囲気や看護師以外の医療従事者との人間関係
 ☑ 特色のある訪問看護ステーションかどうか
 ☑ 機能強化型ステーションかどうか
 ☑ 教育制度の充実
 ☑ 仕事のローテーション
 ☑ オンコール対応、休日出勤、急なお休み
 ☑ 1日の平均訪問件数は? 
 ☑ 訪問看護ステーションの運営元と運営元の経営状態は?ステーション規模と人数
 ☑ 病院や医師との連携体制はどうか

【雇用条件に関して】
 ☑ 待遇(固定給料・歩合給料・オンコール手当・休日手当等)
 ☑ 平均残業時間
 ☑ 交通手段と交通費の支給
 ☑ 年間休日数と連休の有無
 ☑ 有給休暇消化率
 ☑ 通勤手段と支給額
 ☑ 住宅手当の有無
 ☑ 託児所の有無

 

【ステーションに関して】
 

☑ ステーションの雰囲気や看護師以外の医療従事者との人間関係
 ・ステーションの場所は?一軒家・マンションの一室・プレハブ等
 ・ステーションは整理整頓されているか?
 ・空間は明るい雰囲気か?働いている方は疲れていないか?対応は優しいか?
 ・看護師以外の医療従事者や事務の方とのコミュニケーションは良好か?

上のチェックポイントの通り、ステーションが暗かったり、整理されていなかったり、働いている方が疲れきっているなど、病院とは違い、訪問看護ステーションならではのチェックするポイントがあります。
基本的には、病院のチームプレーからステーションは個人プレーが中心になるため、これまでとは違ったプレッシャーや環境になるため、極力ストレスを感じない職場で働く必要があります。
部屋や書類が整理されていない=そもそも、そういったことができない人が多い、整理したくても整理する余裕や時間がない、汚くても気にならないなど、色々な問題点が挙げられます。
また、暗い疲れきっている等、コミュニケーションがあまりとれるような雰囲気でない。ご利用者・ご家族と率先してコミュニケーションをとる必要がある仕事なだけに、そういったことが職場でできる人達ではない、できる雰囲気のステーションではない場合、難しいと思われます。(外面だけは良い人はおりますが)

 

☑ 特色のある訪問看護ステーションかどうか
訪問看護ステーションの中には、精神科に特化していたり、小児の患者さんを受け入れたり、リハビリを積極的に行なっていたり、また、病院が設立母体であったり、介護施設が運営元であったりするケースがあり、それぞれに特色があり、その科に興味がある人や、病院との連携を図りたい方等、よりやりがいを感じながら働くことができます。また、昨今は、倒産・撤退による地域によっては業界再編も進んでいることから、特色がないステーションの生き残りは難しいケースもあります。そういった観点からも、ステーションの強み・弱みを探ることは重要です。

 

☑ 機能強化型ステーションかどうか
機能強化型ステーションの場合、給与水準が高めで、かつ、いろいろな症状をみれるというメリットがあります。機能強化型ステーションは診療報酬で優遇されていますので、一般のステーションよりも給料が高めになるケースが多いです。
また、ターミナルケアや重症患者さんをみているので、経験値が格段に上がります。ただ、24時間対応になり、重症患者さんが多いということはそれだけ忙しく、また、夜間にオンコールで呼び出される可能性も高いので、働き方を気にされる方は注意が必要です。


☑ 教育制度の充実
1人で看護するケースが多い訪問看護ステーションでは、看護師によってスキルの差が大きい場合もあるもの確かです。
教育体制も事業者によって異なるため、臨床経験の少ない看護師が教育体制の整っていない事業所で訪問看護をおこなった場合、十分な知識・経験を得ることのないまま、訪問看護に従事するケースもあります。
利用者やそのご家族は、担当の看護師さんに頼るしかないため、能力が十分でない看護師の場合は利用者や家族も不安に感じますし、看護師自身も負担が大きく辞めてしまうことも少なくありません。
そのため、ご自身の不安を解消するためにも、患者さんに適切なケアをするためにも、きちんと教育体制が整っている訪問看護ステーションを選ぶ必要があります。
最近では、(訪問看護師の定着率を上げるために)教育制度が整っているステーションが増えています。
一人前になるまでは先輩看護師と同行訪問を基本としたり、定期的な勉強会や研修、外部の研修に率先して参加できるステーションもあります。
また、最近では新卒看護師を採用しているステーションも増えてきており、そういったステーションは、より教育制度が充実していますので、これから訪問看護師になられる方やブランクのある方等、知識や経験に多少でも自身がない看護師さんはそういったステーションを選ぶのもひとつの選択肢です。
また、ある大手のステーションでは、時間外に研修を行なっております(残業手当はありません、参加は強制ではなく自由)が、それでも、ほとんどの人が出席されるようです。
皆さん、技術の向上を目指して研修に参加するそうですが、こういったお金だけではなく、ご自身のステップアップのために研修が充実しているステーションを選ぶのもひとつの考え方です。

 

☑ 仕事のローテーション
 ・担当制:自分の受け持つ利用者が決まっている。
 ・交代制:複数の利用者を交代で診る。
 ・1人で訪問するか2人で訪問するか

一人ひとりの患者さんとじっくり向き合いたい場合は、担当制。
交代制であると一人ひとりとじっくり向き合うのが難しい反面、複数の患者さんと向き合っているために柔軟性や適応力、多くの患者さんを診ることによってスキル向上に繋がりやすい。
この担当制と交代制には、メリット・デメリットがあるために、ご自身がどちらを希望されるかは重要な要素です。
また、訪問看護師は基本的に1人で訪問すると考えている方が多いかもしれませんが、必ずしもそうではなく、看護師2人で訪問するとしている事業者もあります。
1人か2人かという部分は極めて重要で、1人での訪問が前提のところではしっかり判断し対処できるスキルがなければ難しいということです。
ブランクがあって復職する場合はできるだけ2人で訪問している事業所を選んだ方がよいでしょう。

 

☑ オンコール対応、休日出勤、急なお休み
夜間オンコールで利用者宅を訪問する、夜間は電話対応だけする、夜間休日は対応しないなど、ステーションによって、夜間休日の対応はまちまちです。
夜間オンコールのある求人先であれば、夜間や深夜でも訪問看護を行う必要があり、また、電話対応だけでも、電話当番のルールがあるので、事前にしっかりチェックしておく必要があります。
さらに、休日でも訪問看護を行う事業所もあるため、休日も含めて働かれる方は問題ありませんが、そうでない場合はきちんと確認しましょう。
お子さんが病気になった場合の急な休みの場合の対応や体制も確認しましょう。

 

☑ 1日の平均訪問件数は?
1日辺りの訪問件数はかならずチェックしましょう。
さらに、事業所全体の訪問数・1人辺りの訪問件数・要介護度などをチェックしましょう。
1件あたり1時間程度の訪問看護が基本ですが、都内であれば、1日5〜7件、地方では移動に時間もかかるため、1日4〜6件くらいの訪問が一般的です。

 

☑ 訪問看護ステーションの運営元と運営元の経営状態は?ステーション規模と人数
訪問看護ステーションは医療法人ではなく、株式会社(いわゆる企業)でも参入が可能であり、比較的立ち上げやすいので、昨今、訪問看護ステーションが急増している反面、倒産・撤退する事業所も増えているのも事実です。
経営状態が悪い訪問看護ステーションでは、経費削減のために人件費を削った結果、一人当たり受け持ち患者数の増加し訪問数も多くなってしまいます。
特に、独立系(医療法人や大手企業)では、撤退の判断が早い(ご自身は解雇)や黒字化させるために、一人当たりの負担が多いこともあるので、運営元は慎重に整理・調査する必要があります。
企業系の場合、利益優先で1日辺りの訪問件数が極めて多く設定されているところもあるので注意が必要です。

 

☑ 病院や医師との連携体制はどうか
連携がしっかりしていると、医師からタイムリーに適切な指示がでるので、看護師さんの負担は軽減されます。
医師と日頃から適切なコミュニケーションがとれており、必要な報告や連絡を怠らないことが信頼関係構築の第一歩に繋がりますので、その辺をきちんとできているかが重要です。
医師との連携がしっかりできていないと、患者さんへの適切なケアができずに、看護師さんの負担は増え、クレームに繋がることが考えられます。

 

【雇用条件に関して】
 

☑ 待遇(月給制・年俸制・時給制・歩合制・オンコール手当・休日手当等)
給与体系は大きく月給制と年俸制にわかれ、月収平均は30万〜50万円、中には60万円など、病院・クリニックのよりも高めになっております。
ただ、月収が30万円〜となっていても、月給制と年俸制で年収は大きく変動します。
月給制:月収30万円(基本給25万円+その他給料5万円)の場合
30万円×12ヶ月=360万円+ボーナス25万円×4ヶ月=年収450万円
年俸制:月収30万円×12ヶ月=年収360万円

また、非常勤の訪問看護師の場合、時給なのか歩合なのかを確認しましょう。
固定+歩合の事業所が最近では多くなってきています。
歩合給だけの場合は、1訪問3,000〜5,000円という幅が大きく、中には6,000円という高額なところもあり、事業所や地域により大きく違います。歩合制の場合は1ヶ月の訪問件数により給与が大きく変わってくるため、ご自身の努力次第で給料は大きく変動します。

 

☑ 平均残業時間
訪問看護は基本的には日勤のみですので、お子さんが小さいママさん看護師が働きやすい条件のため、訪問看護師になられる方も多いです。
だからこそ、平均の残業時間はこだわるポイントです。
訪問看護は、1日平均5件程度訪問し、さらに、ステーションに戻って記録や書類作成などの事務仕事を行わなくてはなりません。
事務作業は極めて多いため、かなり効率良くやる必要があり、さらに、システム化されていないと、毎日、残業ということにもなりかねません。
残業代が何時間まで給料に含まれているケースもあり、非常勤の場合、残業代がでないこともありますので注意が必要です。

 

☑ 交通手段と交通費の支給
利用者さんのお宅への交通手段は、車、自転車、電車やバスなどの公共機関の場合があります。
さらに、車の場合、事業所の専用車両を使う場合もあれば、自家用車を使用するところもあり、費用はガソリン代のみ支給されるケースが一方で、給料に含まれている場合もあります。
自転車の場合は、雨天の対応や、坂道が多いエリアであったり、電動自転車ではないこともあり、体力が必要となるケースもあるので、交通手段も要チェックです。
公共交通機関での移動の場合は、地域によってバスに乗り遅れると、次のバスの時間までにかなり先になることもあります。
ご自身の望まれる移動手段でない場合、時間も労力も取られてしまうので要確認事項です。

 

☑ 年間休日数と連休の有無
基本的には、週休2日で土日祝日が休みのところが多いですが、土曜が休みかはステーションによって違います。また、祝日が休みでない場合もあります。
土日祝日が休みのステーションの場合は年間休日が120日以上ありますが、祝日が休みでない場合は100日程度になってしまいますので、年間休日数と連休の有無は確認しましょう。

 

☑ 有給休暇消化率
訪問看護師の有給消化率はあまり高くないのが一般的です。
スタッフ数がギリギリでやっているステーションが多いため、1人が有給で休んでしまうと他のスタッフの負担が重くなります。
患者さんの了承をご自身でもらわないと有給が取れないケースもあり、有給が使いにくいこともありますので、有給消化率とともに有給の申請方法もチェック項目のひとつです。
ただ、中には有給消化率が80%以上のステーションもありますので、じっくり探しましょう。

 

☑ 通勤手段と支給額
訪問看護は自家用車で患者さんの自宅を周ることも多いので、車通勤OKのところも多いですが、ガソリン代が支給されるか?駐車場が無料で使えるかは確認ポイントになります。
また、車通勤ではない場合は、交通費はどれくらいでるか?バスの利用が可能かを確認しましょう。
通勤交通費の上限が決まっていたり、ご自宅と駅との距離によってバスが利用できないケースもあります。

 

☑ 住宅手当の有無
訪問看護ステーションでは、病院のように寮が完備されているところはほとんどありません。
でも、住宅手当を支給して、家賃の一部を負担してくれるステーションはあります。
また、支給はないが、ステーションがアパートやマンションを借り上げて使用できることもあります。

 

☑ 託児所の有無
訪問看護ステーションでも、託児所が完備されているところがあります。
病院付属が同一法人内に病院がある訪問看護ステーションであれば、病院内の院内託児所を使用できたり、近隣の保育園と提携しているところもあります。

 

 

 

質問 Jul 26, 2016 公開 提案 事務局 (5,140 ポイント)
reshown Aug 1, 2016 事務局

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