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【コラム】訪問看護師の抱えるストレスとその対策について

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訪問看護師の平均就業年数は、およそ4年だと言われています。
最近は一般的な会社でも転職をする人は多くなっているので一概には言えませんが、「短い」と感じる人が多いのではないでしょうか?
実はこの「4年」という年数と、看護師が強くストレスを抱え始める時期は深く関係しています。

【看護師のストレスが最も高くなる時期】
病院勤務の看護師も含め、一般的な看護師においてストレスが最も高くなるのは卒後4年目だと言われています。
この時期というのは、看護師長をはじめ指導者の立場にある人は皆新人に目が向きがちになります。
そのためどうしても卒後4年目あたりの中堅看護師には、仕事量に見合うだけのサポートがなくなってしまうのです。
このことは、平成22年4月に発行された「ジャパンメディシン」のニュース解説でもとり上げられていました。
もちろんこれがそのまま訪問看護師の平均就労年数に当てはまるという訳ではありませんが、サポートが少なくなりストレスを抱えやすくなる時期とやめてしまう時期が重なるということは何かしら関係があるとも考えられます。

【訪問看護師の就業年数が4年程度なワケとは】
看護師の仕事は心身を病む人を相手とする仕事であり、場合によってはミスひとつで命に関わることもある非常に責任の伴う仕事です。
また看護師同士だけでなく、医師など別の職種とも上手く連携する必要があるため、そうした面でのストレスも少なからずある仕事です。

特に訪問看護師の場合、3~4年のキャリアがあると「ベテラン」として扱われるようになり、重症度の高い利用者を担当することが多くなります。
しかし「ベテラン」になったからといって、訪問看護自体の負担が軽減されるというわけではありません。
それなのに重症度の高い利用者の看護を任されるわけですから、プレッシャーもその分大きくなりストレスは高くなります。
また訪問看護は病院での看護と違い利用者の家族との接点も多いため、そのあたりの対応に大きなストレスを感じることも少なくありません。
そのためそのようなストレスに耐えきれず、この4年という時期に辞めてしまう人が多いと考えられます。

【中堅看護師にも新人看護師同様のケアを】
中堅看護師のストレスを軽減するためには、新人看護師同様に気配りや目配りをしてあげることが大切です。
そうすることで訪問看護師としてより長く働いてもらうことができるようになります。
加えて日常業務においては報告や連絡、相談をしっかり行うよう心掛け、研修などにより学習意欲を高めることも大切です。
そしてもしも疲れているような様子が見られる場合は、休息をとることを勧めるなどの心配りも重要になります。

質問 May 25, 2016 公開 提案 事務局 (5,140 ポイント)

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