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【コラム】訪問看護師には必ず「5年以上の実務経験」が必要?

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訪問看護師になるには「5年以上の実務経験が必要」だということはよく言われていますが、実際のところこれは本当なのでしょうか?

【豊富な臨床経験が必要になることは確か】
訪問看護師の仕事は基本的に1人でこなしていく仕事です。
そのため病院勤務の看護師などに比べればそれだけやりがいはある一方で責任は重くなります。
ですから通常の看護師に比べて専門性も高く、豊富な実務経験が有効となるのは確かなようです。
しかし「5年」という期間が具体的にどのような意味をもっているのか、どうして5年という期間が言われているのかは不明です。
ただ実際に訪問看護の現場で働く看護師は、口をそろえて「実務経験5年以上」という条件を挙げています。
また訪問看護ステーション側でも、いくら訪問看護師の数が不足しているとはいえ、新卒の看護師を採用することはほとんどないようです。
もしも希望してきた新卒者がいたとしても、「5年以上の臨床経験を積んでから」というように指導をしているようです。

【新卒でも訪問看護師の仕事をこなしている人はいる!】
しかしながら、新卒でも訪問看護師の仕事をきちんとこなしている人はたくさんいます。
ですから「5年以上の実務経験」というくくりに縛られて、訪問看護ステーション側が採用をしないということであれば、それが訪問看護師不足に拍車をかけているのかもしれません。
とても残念なことです。

2009年に日本訪問看護財団から発表された「新卒看護師等の訪問看護ステーション受け入れ及び定着化に関する調査研究事業報告書」によると、新卒者を採用する際の基準として臨床経験年数を問わないという事業所はおよそ3割となっています。
今後は、訪問看護ステーションが個々に採用基準を再考し、独自の教育プログラムを作るなどして、訪問看護師を希望している場合は新卒であっても積極的に採用していくことが大切だと言えます。

質問 May 25, 2016 公開 提案 事務局 (5,140 ポイント)

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